点数だけでは見えないもの

10 分前
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テストが返却されると、どうしても点数に目が向きます。
もちろん、点数は大切です。
しかし、点数だけで、その生徒の学力や成長を判断することはできません。
同じ点数を取った2人の生徒でも、答案を見ると、2人の理解度がまったく違うことがあります。
ある生徒は、基本的な内容を理解できておらず、何を書けばよいのかわからないまま間違えている。
一方、別の生徒は、解き方を理解し、正解の直前までたどり着いているものの、最後の計算ミスで失点している。
どちらも答案には同じ「×」がつきます。
しかし、全く理解できていない「×」と、正解まであと一歩の「×」では、その意味も、次に必要な指導も違います。
だからこそ、私たちは答案を見ます。
さらに、答案だけでなく、問題用紙に残された計算や書き込みにも注目するようにします。
どこまで理解できているのか。
どこで考え方がずれてしまったのか。
何ができるようになれば、次は正解できるのか。
今どの段階にいるのかを正確に把握し、次につながる指導をする必要があります。
これは、テストの答案に限った話ではありません。
普段の授業でも、生徒がどこで手を止め、何を考え、どのように答えにたどり着くのか。
一人ひとりを観察することで、必要な指導が見えてきます。
私たち指導する側には、一人ひとりの理解を丁寧に見極める責任があります。教えることを目的にするのではなく、生徒が自分の力で正解にたどり着けるようすることを大切にすべきなのです。




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